「英語対応寿司職人」「英語対応寿司インストラクター」資格とは?
「英語+寿司」=グローバルに競争力のあるスキル
このように定義し、当協会では、”英語”と”寿司調理”両方のスキルレベルを認定し、分かり易い形で第三者に示す為の手段として、民間資格である「英語対応寿司職人資格」及び「英語対応寿司インストラクター資格」を創設いたしました。
詳しくは、「資格について」をお読みください。
資格の創設・普及・認定、そして人材育成を行う組織として、一般社団法人 英語対応寿司職人・インストラクター協会が設立されました。
詳しくは、「協会について」をお読みください。
「英語対応寿司職人」「英語対応寿司インストラクター」資格が生まれた背景/理由
- 日本は実質賃金が30年上がらず衰退気味→景気が良い話が聞こえてくるのはインバウンド需要がある旅行、宿泊、旅客運送、外食業を中心に関連する業界。
- インバウンド=外国人の羽振りが良いなら海外に目を向ける→日本人のワーホリ渡航者が増加も、言葉も話せず、特別なスキルもなく、現地で仕事が見つからず夢破れて帰国というケースも多いと聞く。
- AI時代に生き残る職業のひとつは、リモート不可の現場作業で、デジタルの対極にあるアナログな手仕事でありながらも単純作業として外国人労働者、機械・ロボットに代替され難い職人仕事。
- 外国人に人気のある日本食=寿司、天ぷら、ステーキ・焼肉なるも断トツ一位はやはり寿司。
- 寿司職人の平均年収:450万円(平均年収より若干低い)→高級店は高給だとしても狭き門であり、厳しく(昔ながらの徒弟制度)長い(めし焚き3年、握り8年)修行が必要。
- エリート寿司職人と同じ土俵(寿司)では勝負にならない→寿司に加え、+αのスキルで差別化、付加価値を上げなければならない。
- もしくは、戦う土俵を日本から日本人寿司職人が少ない別の国へ移す。
- 海外では寿司職人の年収UPも夢ではない(多くの寿司スクールの宣伝文句は「海外で寿司職人になって年収X千万円」)。
- 日本人が外国で就労ビザを取得して海外就職し易い職業で職人仕事と言えるのは、日本食料理人と美容師(ただし国家資格)。
- 日本のものである日本食を日本人が調理することによるプレミア→ある国で食べた寿司は酷かった。聞けば某国人が見様見真似で作ったらしい。「寿司ポリス」は行き過ぎだが、食文化という言葉があるように正しい日本文化が広まって欲しい。
- 就労ビザの問題を除くと、日本人寿司職人が海外に少ない原因のひとつは言葉の壁。
- 翻訳機、翻訳アプリを使えば英語が話せなくてもOK?→性能面、衛生面、接客の質、自身の差別化/高付加価値化の観点から翻訳機無しで話せることの意味は大きい。
- 海外就職時のビザ取得の際もプラス。→アドバイザーのひとりによれば、日本人だけの店舗か、オーナーとコネでも無い限り最低限の英会話能力が無い者にビザサポートして雇用することは無いだろう、とのこと(仮に日本語話者がいてもその人の補助で手が止まる=ロス)。
- AIなど技術の進歩で淘汰され可能性に備え、「英語だけではダメ」、修行が先行している諸先輩との競争を念頭に「寿司でけではダメ」→両方出来ることが将来へのリスクヘッジであり自分のセールスポイントに!
- 「寿司を握るのに資格は不要」→”自称xx”はあてになる?(例えば、”高級店で3年修行”。でも追い回しとホールのみ=下積み3年)
- 「英語ならほかにも資格がある」→英検=日常生活、TOEIC=ビジネス、TOEFL=アカデミックなどフォーカスしている分野がある。”専門用語”という言葉が示すとおり寿司、接客にも必須の英単語・フレーズがある(知らない単語は理解出来ない、言葉に出来ない)。
結論として導き出した解が冒頭に書いた”「英語+寿司」=グローバルに競争力のあるスキル”であり、「英語対応寿司職人資格」及び「英語対応寿司インストラクター資格」を創設した背景と理由になります。
併せて、「代表挨拶」もお読みください。
「英語対応寿司職人」「英語対応寿司インストラクター」資格はどんな人に向いている?
- 海外就職・海外移住を目指す寿司職人及び寿司職人志望者(*)
- インバウンド(訪日外国人)客向けの接客対応が求められる寿司職人及び寿司職人志望者(*)
- 外国人向け寿司教室(調理体験会)のインストラクター及び当該事業での起業希望者 など
国内外を問わず、接客時又は職場の同僚とのコミュニケーションに日本語ではなく外国語(本来は母国語での対応が理想ですが、多言語話者=マルチリンガルへのハードルは高いため、当協会では世界で最も話者が多いグローバル言語の英語にフォーカス)を用いなくてはならない環境が想定される寿司職人。
* 寿司、英語のどちらもこれからスキル習得を始めるという方は、本ページ上部に寿司リンガルと書かれた特設ページへのリンクを設置しましたので、当協会の資格取得のための学習支援プロフラムにつきましても是非ご一読ください。
* 会員のみアクセス可能な会員専用ページ内に「求職&求人」の掲示板を設置しますので、有資格会員で求職中の方は「求職」掲示板にポストしておくか、「求人」掲示板のポストから自身で応募いただけます(新着ポストがあったときは登録メール宛に通知いたします)。
「英語対応寿司職人」「英語対応寿司インストラクター」資格の活用が想定される場面
- 「海外の寿司店」「インバウンド客が多い国内の寿司店」に就職する際
第三者(当協会)が客観的に資格保有者の英語及び寿司調理のスキルレベルを認定し、”資格”という第三者にも分かり易い形で明確に示せるようにすることで、就職の際に迅速、円滑かつ適切なマッチングを可能にします。自己申告によるミスマッチを回避することは求職者、求人者(*)の双方にとって有益であると考えます。
- 訪日外国人を集客する際
