”失われた30年”に象徴されるように国力が落ち衰退期に入り、日本人の実質賃金は横ばいのまま、最近では円安によるインフレが進み生活は苦しくなっていく一方です。国内がこのような状況ですから、現状打破の為には一個人であってもこれまで以上に海外に目を向ける必要があると考えます(そのように考える若者が増えたのかワーキングホリデー制度の利用者数は過去最高を記録し、増加傾向が続いています)。また、海外と言っても、自ら海を超えて国外に出ていくだけではなく、今の時代、インバウンド(訪日外国人客)という言葉があるように、国内に居ても海外=外国人は向こうからもやってきます(当協会では両ケースとも”海外”と表現)。
では、これから日本人が収入UPを期待できそうな職業は何でしょうか?協会名のとおり、当協会がフォーカスしているのは寿司という分野ですが、加えて、海外で活躍するためにも、国内でインバウンド需要を取りこぼさずキャッチするためにも必須のスキルとなる”英語”がもう一つの重要な成功ファクターだと考えます。何故なら、寿司を含む幾つかの日本食が他の料理と比べてユニークな点のひとつが”客あしらい”=職人が対面で調理しながらの接客であるからです。つまり、調理技術だけでなくお客さまとのコミュニケーション能力が問われる職業なのです。相手が日本人ではない以上コミュニケーションも日本語だけでは通用しない場面もあり、最低限グローバル言語である英語でのコミュニケーション能力を持っていることが時代に合わせた新しい寿司職人像だと考えます。
また、外国人から一、二を争う人気と知名度の日本食である寿司を日本人が調理するという日本人であるというアイデンティティーに基づく競争優位性に加え、多くの日本人寿司職人が不得手としているであろう英語でのコミュニケーション能力という+αの武器を身に付けることが、海外で、そして国内でも活躍できる人材ということになるのです。
「英語+寿司」=グローバルに競争力のあるスキル(Edge)
このように定義し、当協会の資格はそれらのスキルレベルを明確化し、分かり易い形で第三者に示す為の手段、そして志向を同じくする者が集まり共に盛り上げていく母体として協会は設立されました。
そんな未来の、海外志向のグローバル人材へのエールを当協会コーポレートスローガンに込めました。
Forge Your Edge
創り出す、自分の武器を。
代表理事・会長 ![]()
