FAQ

本FAQは、海外就職を視野に入れて寿司職人としてのキャリア形成を検討している方を対象に、当協会の考え方、立場、役割、制度などを簡潔に説明するものです。

Q1: 何故「英語+寿司」なのですか?
A1: 海外で寿司職人として働く際には、「寿司調理技術」だけでなく、英語による接客や職場での意思疎通が不可欠です。当協会では、この「英語+寿司」という2つのスキルセットを評価・可視化できるように資格としています。
コチラの動画を併せてご覧くださいーYouTubeに移動します)。

Q2: 未経験ですが、海外で寿司職人として働くにはどうすればいいですか?
A2: 未経験者の場合、まずは英語および寿司調理の基礎スキルを身につけることが出発点になります(当協会では未経験者向けにワークショップを提供しています)。年齢や就労ビザなどの制約により、現実的なルートは異なりますが、例として、以下のような進路が考えられます。

(30才未満の方)
入会→ワークショップ→資格試験→ワーホリ→現地就職を目指す
(31歳以上の方)
入会→ワークショップ→資格試験→国内就職→海外就職を目指す

Q3: ワークショップとは何ですか?また、ワークショップの形式、場所、受講期間はどれくらいですか?
A3: 寿司に特化した英語(接客・職場英語・日常会話)と、基礎的な寿司調理技術(修行3年目相当のスキル)を同時に学ぶ、ワークショップ形式の短期集中型学習支援プログラムです。形式・場所・詳細はワークショップ特設サイトをご覧ください(特設サイトに移動します)。

Q4: ワークショップを受けたら、または資格を取得したら海外就職ができますか?
A4: いいえ。海外で合法的に働くためには、就労ビザの取得が必要です。多くの国では、寿司職人として2〜3年程度の実務経験が求められます(国により要件は異なります)。ただし、雇用主推薦や技能証明により、例外的に、年数が満たなくても認められるケースがあります。当協会の資格や他寿司スクールの修了証は、その技能証明として利用できる可能性があります。

Q5: 取得できる資格は何ですか?
A5: 当協会では次の民間資格を認定しています。
「英語対応寿司職人資格」
「英語対応寿司インストラクター資格」
(それぞれに3段階の級位があります。詳細は「資格について」をご覧ください。)

Q6: 海外就職のサポートはありますか?
A6: 当協会は資格認定団体であり、職業紹介事業者の許可を取得しておりません。そのため、海外就職に際して雇用の判断材料となる資格認定、および正会員向けに以下の情報提供のみを行っております。
・協会に寄せられた求人情報の掲示
・海外就職情報・求人サイト集の提供

Q7: ワークショップは誰が受講できますか?
A7: ワークショップは、寿司未経験で英語も話せると言えず、これからスキル習得を始めたい方が対象です。当協会ではこのような方を「準会員」と位置づけています。準会員には定員があるため、申込時に満席の場合はウェイティングリストに登録していただき、空きが出次第ご案内します。なお、入会が確定するまでは入会金・会費などの費用は一切発生しません。

Q8: ワークショップの受講費用はどのくらいですか?
A8: ワークショップの受講費用という名目での代金徴収は行っておりません。準会員としての入会金と月会費については「入会金・会費」をご覧ください。

Q9: 寿司を握るのにそもそも資格が必要なのですか?
A9: いいえ、寿司を握るために資格は不要です。当協会は、英語による接客力と寿司調理技術を客観的に評価し、第三者に証明する手段として資格化しました。特に海外就職において、雇用主とのスキル認識のズレを防ぐ目的があります。
※海外では、日本で知名度の高い寿司店での勤務経験であっても、評価が共有されないケースがあります。

Q10: 海外就職に必要な英語力はどの程度ですか?
A10: 2級資格が取得できるレベルであれば、英語での接客、職場内コミュニケーション、日常生活に概ね支障はないと想定しています。より高度な業務や管理職を目指す場合は、特級資格相当の英語力が求められます。

Q11: ワーキングホリデーは海外就職につながりますか?
A11: ワーキングホリデーが海外就職への“入口”になる場合もあります。ワーホリ中に現地の寿司店で勤務し実務経験を積み、雇用主から評価されれば就労ビザへの切り替え(雇用主推薦)につながるケースもあります。ただし、ワーホリ→就労ビザに必ず切り替えられるわけではないため、希望する国の制度を個別に確認する必要があります。
(補足)ワーホリ前に英語力と寿司調理の基礎を身につけておくことで、現地で仕事が見つからないリスクを下げることができます。

Q12: 海外就職以外にどんな資格の活用方法がありますか?
A12: 以下のような活用が考えられます。
・国内でのインバウンド対応寿司職人としてのキャリアアップ
・外国人向け寿司体験教室事業での起業

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